浮気性彼氏さま。











「私に発言させろぉぉぉぉぉ!!!!」






胸キュンよりも怒りの方が勝り、いつの間にか2人の間で私は叫んでいた。







「「………っ」」






突然叫んだ私を見て驚きの表情で固まる2人。









「京治は言葉のチョイスが酷すぎっ、傷ついた!!」






「え、あ、ごめん」






「伊織くんはいきなり出てきて何っ!!?何なの!!?」






「か、花奈?落ち着いて?」







怒り任せに喋れなかったことをどんどん発言していく私に京治も伊織くんもタジタジなようで。




主導権は珍しく私が握る。







「はぁ、はぁ、ねぇ、京治」







息を整えながら京治を見つめる。





返事をしなくちゃ。

















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