夢の言葉と失われた追想【夢の言葉続編④】
【イベント会場出入り口】
「アカリ、アクセサリー作り終わったのか?」
「!…ヴァロン!」
声を掛けながら駆け寄ると、俺に気付いたアカリはパッと笑顔になって、照れたように頷く。
そして、自分の握り締めていた両手を俺の前で開いて、作ったアクセサリーを見せてくれた。
「……!…あれ?
これ、ターコイズ…だろ?」
アカリの手の上にあったのは、ターコイズの天然石を使ったブレスレット。
3月生まれのアカリの天然石はアクアマリンの筈だ。と、じっとブレスレットを見つめていると…。
「///…ヴァロン、手…出して?」
「……え?」
呆然としている俺の左手をアカリは取ると、手首にそっと手作りのターコイズのブレスレットをはめてくれた。
「///…ヴァロンに、作ったの。貰ってくれる?」
「!……俺に、…?」
予想外のプレゼントに驚くと、アカリは俺の手を握り締めながら言葉を続ける。
「アカリ、アクセサリー作り終わったのか?」
「!…ヴァロン!」
声を掛けながら駆け寄ると、俺に気付いたアカリはパッと笑顔になって、照れたように頷く。
そして、自分の握り締めていた両手を俺の前で開いて、作ったアクセサリーを見せてくれた。
「……!…あれ?
これ、ターコイズ…だろ?」
アカリの手の上にあったのは、ターコイズの天然石を使ったブレスレット。
3月生まれのアカリの天然石はアクアマリンの筈だ。と、じっとブレスレットを見つめていると…。
「///…ヴァロン、手…出して?」
「……え?」
呆然としている俺の左手をアカリは取ると、手首にそっと手作りのターコイズのブレスレットをはめてくれた。
「///…ヴァロンに、作ったの。貰ってくれる?」
「!……俺に、…?」
予想外のプレゼントに驚くと、アカリは俺の手を握り締めながら言葉を続ける。