夢の言葉と失われた追想【夢の言葉続編④】
夫婦として改めてスタートをきったヴァロンとアカリ。
夢の配達人として忙しい日々に追われながらも、順調に愛を育んでいけると思った矢先。アカリの元婚約者アランの登場により状況は一変。
アカリとの婚約を破棄してもらう際に、アランと交わした”夢を一つ叶える”という約束。
ヴァロンは断る事が出来ない長期任務を突き付けられ、苦悩の末に身重のアカリを遺してアランの元へ。
その依頼は会社の立て直し、大手企業との契約という無理難題かと思われたが、夢の配達人白金バッジとして培ってきた力を最大限に活かし、ヴァロンは無事に依頼を完了。
1年以上という長い期間を経て、無事に愛おしい家族の元へと帰ってきた。
しかし、まだ終わってはいなかった。
アランのヴァロンに対しての執着が果たして意味する事は?
ヴァロンの失われた幼少期の記憶の中に隠された秘密。
ヴァロンに迫る、黒い影。
物語はクライマックスに向けて動き始めた。
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