夢の言葉と失われた追想【夢の言葉続編④】
【高級旅館/寝室】

「あッ…ん、っ…ぁ…あ……っ///。」

久々にヴァロンに触れられるからか、いつもと違う場所でヒナタがいない安心感からだろうか?
いつもより敏感に身体が反応して、寝室には淫らな私の声が響いていた。

さっきからずっと敏感な箇所を攻められ続けて、頭がボーッとして蕩けそうになる。
濡れた私の秘部の奥に何度も指を往復させて、その上の突起や太ももの付け根を唇と舌で愛され続けて、もう何回意識を失いそうになったか分からない。


「///っ…ヴァ、ヴァロ…ン……ッ。」

彼を求めてるのになかなか挿入れてもらえなくて、自分だけ何度もイかされて苦しい。
シーツを握り締めて目をギュッと閉じると、溜まっていた涙が溢れて目尻をつたる。

すると、ようやく私の中から指が抜かれて、ヴァロンは優しく抱き締めて目尻の涙を拭うように口付けてくれた。
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