夢の言葉と失われた追想【夢の言葉続編④】

「……夢、か。
アカリの望みは何でも叶える、って…。約束、したもんな。」

「そうだよ?
ヴァロンにしか叶えられない、私の夢。」

ずるい、って思ったかな?
それでも私は、ヴァロンが真っ直ぐに生きてくれる道を選び続ける。


「……叶えるよ。」

ギュッと強く私を抱き締めたヴァロンが、言った。


「アカリの夢は、俺の夢だ。絶対に叶える。」

「///……うんっ。」

私が頷くと、少し力を緩めたヴァロンと瞳が重なる。
私を見つめる瞳が、強くて美しい大好きな眼差しに変わっていた。

”もう、大丈夫”。
そう、言われた気がした。

私が笑顔で応えると、そっと唇を重ねられて…。
それが次第に深い口付けに変わっていくと思ったら、ヴァロンの指先が濡れた私の秘部の入り口を確かめるように入ってくる。
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