"義理"の兄弟に迫られてます?!

新しい生活

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弓瑋side

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引っ越してから一週間が経ったある日、私は学校で優浠さんを探していた。

「なんでお弁当持ってかなかったのよ…」

しかも届けるのは私なの?!
桴羽がいるじゃない!?

(なんて言えない私はまだまだかぁ…)

「ってもうすぐ授業はじまるしっ!」

運動はあんまり好きでは無いから息が上がってきた。
(ほんとあの人どこ行ったのっ)

あとは屋上だけだけど…

開いてるもんなの?ここ
そっとドアノブに手をかける。と、ガチャっと音がして開いた。

「優浠さーん?いますかー?ってわぁっ!」
何かに突っかかった私は転んでしまった。

いててて…何か置いてあったのか、な……
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