ワケありルームシェア
そして、ご飯の準備をする。
だけど平日はバイトの日だから食べるのは帰ってきてから。

「緋山君、夕飯置いておくから。先に食べててもいいからね？」
「分かった。」
緋山君は宿題を進めている。
やっぱりメガネかけてるから頭いいのかな？

「じゃあ、行ってきます。」
誰もいなくても呟いていた言葉。

_______________行ってらっしゃい。

だけど、今は返してくれる人がいる。


マンションから出ると水谷さんがいた。
「哀川ちゃん！緋山君とはどうだい？仲良っくやってる？」
「はい！今日は緋山君の新しいこと知れたんです！」
1個だけだけど。
1個だけだけど、これからもっと知っていけばいい。
「そっかぁ！それは良かった！」
「絶対にこの体質治しますから期待しておいてください！」
「それは楽しみだなぁ！期待しておくよ。」
「はい！お姉ちゃんにもよろしく言っておいてください！」
「まっかせて！」

そしてバイト先へ向かった。
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