君を、ずっと。【完】



―――…


―…

次の日、ゆっくりと目を見開き伸びをした。



久しぶりに、眠りについた感じがした。


きっと昨日すみれさんと出会ったからだろう。

すみれさんは私が記憶がなくても友達だと言ってくれた。


それだけで心が軽く、すっきりした気持ちになれた。


そして今日はすみれさんが連れてきたい人がいるといっていた日。

私は面会時間がはじまるのがワクワクでしかなかった。


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