君を、ずっと。【完】



触れられた肩を、熱くなっている肩を触って確信した。


会いたくないと思う反面、会いたくて
離してほしいと思う反面、離してほしくなかった。


わかってたんだ

きっとあいつに会ったら戻ってしまうって


違う、違う

戻ってしまう、じゃない。

もう戻ってた
前へなんて、進めていなかった



好き。



こんな気持ち、再度確認なんてしたくなかった。
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