君を、ずっと。【完】



「~…!」
「―――っ」


がやがや、と耳に入ってくる声。
だけど誰が誰と話しているかなんて全くわからない。


ぐび、ぐび、と

もうさっきまで飲むに飲んでいたんだ。


神山が…いなかったから。


でも引き返すことなんてできない。

真紀に頼んで空になってはまた新しいのを注文してもらい、一人コソコソとそこで飲んでいた。

< 28 / 338 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop