♥恋コイ♥  【完結】
ニューヨーカーが、私と野獣の間から

ぬっと顔を出して覗き込んできた。



「パーフェクト! いいわね。

 お疲れさま。

 アナタ、うちの専属モデルにならない?」


『い、いえ・・・』


「そ。ま、その気になったら

 いつでもいらっしゃい」


そう言って名刺を渡された。
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