私たちの恋愛事情
出会い
次の日。
「はぁ!?」
私の前で大きな声を出している
歩美
今はお昼の時間
私たちは中庭でお弁当を食べていた
6月に入ったばかりで少し雨のにおいがする中
私は昨日のことを全て歩美に話した
「なんなの!あいつ。最低
あんなの別れたほうが正解だよ!」
歩美が私のために怒ってくれてる
でも
そーなのかな。
でも、本当に好きだったんだよね
「んで?」
ん?
訳がわからず首をかしげると
「海斗くんよ!」
「あぁ、そのことね」
歩美に言われて思い出した
昨日階段のところで海斗くんとぶつかってしまったの
海斗くんはバスケ部で背も高くて
すっごい!イケメン!
くりっとした大きな目が印象的