私たちの恋愛事情
私はその優しさに甘えて日が暮れるまで泣いた。
挙げ句のはて家まで送ってもらったのだ。
「今思えばすごい迷惑だよね....」
でも昨日の私はそんなことを考える余裕もなかった
あぁ、どうしよう
わたしが頭を抱えていると
歩美が
「今から海斗くんに会いに行こう!」
「そーだね、今から....え!?今から?!」
固まる私をよそに歩美はお弁当を片付け始めた
「ほら!夏希はやく!」
言われるがまま連れてこられたのは3-A
私たちのクラスは3-Cだから
教室は近いのは近いんだけどいつも歩美と教室でおしゃべりしてるからA組の人は全く知らない