君と私の約束
そんな優しい二人の言葉を聞いたら、更に涙が出てきた。


なんて、いい親なんだろうって。


みんなで泣き止んだ頃、まだ9時だったけれど、疲れたので眠ってしまった。


起きたら、ままがきて


「学校は、いつまで行く?後、大輝くん、美優ちゃん、亮太くんには言う?」


私は、叫んでいた。


「絶対に言わないで!!これ以上誰も傷つけたくないの。泣かせたくない。」


「愛梨がそれで後悔しないなら。わかったわ。」


「今日は、寝てなさい。ゆりには私からやんわりと言っとくわ。学校の先生には、誰にも言わない条件で、伝えとく。だから、辛くなったらすぐ言うのよ?」


「ありがとう、うん。」


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