両想い切符〜ふた駅先の片想い〜




そんな、先輩と対抗しても…とは思うけど、なんか男の勝負なんて意味わかんないこと言ってた。



「面白くなってきたわね~」


「もぉー。舞衣ぃ。
笑い事じゃないからー!!」



そう言ってふたりで笑いあった



「けどまぁ、未緒の気持ち、大事にするべきだと私は思うわよ?

吉岡先輩が好きなら吉岡先輩を好きでいるべきだと思うし?

ちぃだって、そのくらい理解してるから、今までの仲が崩れることなんてないだろうし。


吉岡先輩の気持ちもはっきり聞くの怖いのは分かるけど、ちゃんと聞くべきじゃない??


まぁ、未緒はどっちにしろ幸せになれるわよ

大丈夫」



「舞衣ぃぃ~~」




舞衣の優しさに涙が出そうになりながら私は吉岡先輩からちゃんと話を聞こうって決心をつけた







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