両想い切符〜ふた駅先の片想い〜



「これ...。」


「な?やっぱてんぼちゃんの御守りだ

このお守りがマジで自分のサポートになった。
てんぼちゃん。ほんと、すごいよ」



そう言って先輩はわたしの頭をポンポンとする。




「先輩にどうしても頑張ってほしくて...」



「マジでありがと。ほんと、俺最近すっごく思うんだけど。
てんぼちゃんに出会えてよかった」



そう言って先輩はにっこり笑った



先輩の耳が少し赤く染まるのが分かる



「先輩照れてますね???」



そう言いながら笑うと、



「こら!バカにしたな!?」



そう言って私をくすぐる先輩



「先輩。私もです

私も先輩に出会えてよかった」



そういうと、また耳が赤くなる先輩


「また耳が赤くなってますよー??」


「うるさいな!」


そう言ってふたりで笑いあった




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