なにがどうしてこうなった？！
「それで大丈夫なの？相手に失礼になったりしない？」

ため息を、つかれつつ言われた一言は

「あのね、一目惚れって事は綾乃の容姿は相手にはストライクゾーンど真ん中と思っていいの！だからそんな心配必要ないしお互いを知るためのデートなんだから背伸びして無理する必要も無いの！ありのままの自分を見せてそれでも好きだって言ってくれるならそれは本音の気持ちよ！」


なるほど、さすが歳上の彼氏さんと3年付き合ってて結婚間近なだけあるわ！


「なるほど、無理する必要もないんだね。とにかくこんな状況が初めてでパニックに陥ってた。菜乃花と話せて落ち着いた。ありがとう。私らしく行く事にする。」


「そうそう、自然体で良いのよ！相手は歳下で慣れてないのは綾乃見てれば分かるはずだから。歳上の彼ならちゃんとリードしてくれるからそれに任せてついてけばいいのよ！」


「うん、分かった。ありがとう。仕事大丈夫？」

「会社に早めに着いて着替えも済んでたから大丈夫よ。相談にのったんだから今日の結果は報告求む！ま、肩の力を抜いて楽しんでらっしゃい。」


「了解じゃあ、朝からありがとう！今日の事は報告するから。」


「はいはーい、じゃあ今晩を楽しみにしてるわ。」


「じゃあ、仕事頑張ってね！」

「ありがと、綾乃も早く着替えてメイクしちゃいなさいよ！」

「はーい！」


そうして私のデート前のパニックは菜乃花のおかげで落ち着いたのだった。
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