なにがどうしてこうなった?!
『 シャルル・クラークと言います。優子さんにはパリからシャルが来たと伝えてください。』
『 分かりました、とりあえずお店の方へどうぞ。』
ほっそりした腕でお店のガラスドアを開ける彼女。
そんな事しなくても良いのに!
むしろ俺が抑えて通すのに!
お客さんの立場がこんなにキツイなんて。
でもお店を見つつ彼女の動きや優子さんとの電話の声を聞くだけで心穏やかに和む。
彼女の声をずっと聞いていたい。
傍に居たい、触れたい、抱きしめたい。
こんな風に想うのは初めてだった。
電話が終わると優子さんの居る事務所に案内してもらう。
優子さんと挨拶を交わしソファーに座った。
ミニキッチンでお茶の準備をする彼女を見つめていると向かいに座る優子さんから声がかかる。
『 シャル、あなた一体どうしたの?すっごく恋しいって目をして綾乃ちゃんを見つめちゃって。もしかして・・・』
この場についてすぐすぐ優子さんから指摘を受ける。
もはや隠す気もない俺は
『 優子さん、俺見つけた。この人だって想う人。綾乃以外あり得ない。一目惚れなんてあり得ないと思ってたけどあるんだね。
もう、綾乃以外考えられないんだ。』
『 まぁまぁ、まさかシャルのこの人だって相手が綾乃ちゃんとはねぇ。相手がシャルなら不足はないけれど、シャルでも手強いかもしれないわね。でも綾乃ちゃん以外考えられないって言うなら頑張ってみなさい。』
そんな会話をヒソヒソとフランス語で交わしているうちに紅茶が入ったようで綾乃はお茶を置くとお店の準備があるとかでサラッと事務所を去っていった。
『 分かりました、とりあえずお店の方へどうぞ。』
ほっそりした腕でお店のガラスドアを開ける彼女。
そんな事しなくても良いのに!
むしろ俺が抑えて通すのに!
お客さんの立場がこんなにキツイなんて。
でもお店を見つつ彼女の動きや優子さんとの電話の声を聞くだけで心穏やかに和む。
彼女の声をずっと聞いていたい。
傍に居たい、触れたい、抱きしめたい。
こんな風に想うのは初めてだった。
電話が終わると優子さんの居る事務所に案内してもらう。
優子さんと挨拶を交わしソファーに座った。
ミニキッチンでお茶の準備をする彼女を見つめていると向かいに座る優子さんから声がかかる。
『 シャル、あなた一体どうしたの?すっごく恋しいって目をして綾乃ちゃんを見つめちゃって。もしかして・・・』
この場についてすぐすぐ優子さんから指摘を受ける。
もはや隠す気もない俺は
『 優子さん、俺見つけた。この人だって想う人。綾乃以外あり得ない。一目惚れなんてあり得ないと思ってたけどあるんだね。
もう、綾乃以外考えられないんだ。』
『 まぁまぁ、まさかシャルのこの人だって相手が綾乃ちゃんとはねぇ。相手がシャルなら不足はないけれど、シャルでも手強いかもしれないわね。でも綾乃ちゃん以外考えられないって言うなら頑張ってみなさい。』
そんな会話をヒソヒソとフランス語で交わしているうちに紅茶が入ったようで綾乃はお茶を置くとお店の準備があるとかでサラッと事務所を去っていった。