なにがどうしてこうなった?!
「そして親族も居ないからお姉ちゃんがお父さんの会社の人と相談して家族葬ってこじんまりした形でお葬式をして。手伝ってくれたお父さんの会社の人達にはお食事を出して終わった。」
「あんなに酷い雪だったけど、お葬式の日は冬晴れで。珍しく暖かい1日だった。」
「そこからお姉ちゃんは行政からは私を施設にって話もあったみたいだけど成人していたことと、更に春には就職も決まっていたおかげでそこからは姉妹2人で過ごしてきたの。」
「大変だったと思う。初めての仕事をしながら小学生の私の面倒も見て。裕福でも無く姉妹2人だから更に大変だったのは社会人になった今本当によく分かるの。それでもお姉ちゃんはそんな大変さちっとも見せないで綾乃がいてくれて良かった。2人で幸せになろうねって。私は姉に守られて不自由も感じずに暮らしてこれた。」
「でも私のせいでお姉ちゃんが義兄さんとの結婚がすっかり遅くなっちゃったのが1番申し訳なくて。だから私はお姉ちゃんと義兄さんが認めてくれる人じゃないと結婚出来ないと思ってる。」
「シャルと比べたらどこの馬の骨?ってレベルの庶民だけど、大丈夫?無理そうならそう言ってくれて・・・」
そこまで聞いてもう我慢出来ずに隣に移って抱きしめた。
「あんなに酷い雪だったけど、お葬式の日は冬晴れで。珍しく暖かい1日だった。」
「そこからお姉ちゃんは行政からは私を施設にって話もあったみたいだけど成人していたことと、更に春には就職も決まっていたおかげでそこからは姉妹2人で過ごしてきたの。」
「大変だったと思う。初めての仕事をしながら小学生の私の面倒も見て。裕福でも無く姉妹2人だから更に大変だったのは社会人になった今本当によく分かるの。それでもお姉ちゃんはそんな大変さちっとも見せないで綾乃がいてくれて良かった。2人で幸せになろうねって。私は姉に守られて不自由も感じずに暮らしてこれた。」
「でも私のせいでお姉ちゃんが義兄さんとの結婚がすっかり遅くなっちゃったのが1番申し訳なくて。だから私はお姉ちゃんと義兄さんが認めてくれる人じゃないと結婚出来ないと思ってる。」
「シャルと比べたらどこの馬の骨?ってレベルの庶民だけど、大丈夫?無理そうならそう言ってくれて・・・」
そこまで聞いてもう我慢出来ずに隣に移って抱きしめた。