なにがどうしてこうなった?!
そうして穏やかに過ごしてそれぞれの部屋へと引き上げた。

「シャル、今日皆で楽しく過ごせてとっても良かった。」

そう言ってソファーで隣に座るシャルに寄りかかった。


「そうだね、両家が仲良く付き合っていけそうで良かったよ。」

そう言って微笑みあってどちらからともなくキスをする。


「明日は忙しいからね、もう休もう」

そう言って一緒に眠りについた。


――――――――――――――――


翌朝からは式の支度でヘアセットしてからのドレスに着替えてメイクしてもらいと控え室で準備が終わった頃。
まず姉家族が見に来た。

「あーちゃん、とってもキレイ!お姫様だよ!」

そう言ってまずは美乃梨がほめてくれる。

「ありがとう、美乃梨。」

「本当によく似合ってるよ。あぁ、僕が新婦の父親役で本当に良いのかなぁ。緊張するよ。」

そう言っているのは今回バージンロードを一緒に歩いてもらう義兄さん。

お姉ちゃんと義兄さんの時は神前式で神社で和装でやっていた。

そして、お姉ちゃん達が式場に先に行ったところで入れ違いで菜乃花と秋臣さんに優子さんが来た。

「うん、私の目に狂いはないわね!」

確かに優子さんのコーディネートですからね。
「綾乃、とても似合ってるよ!」

そうして待っている最後。シャルとマリーさんとジェームズさんが来た
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