【完】学校1のモテ男と同居はじめました
「…女の子がよく話しかけてくるようになったとかですかね?」
「それもあるけど、ちょっかい出されるわ、わざと触ってくる奴もいるわで散々だったわけ。
それが嫌だから隠すんだよ」
「な、なるほど…」
それは私も嫌かも…
わざと触られたり、ちょっかい出されたりされたらもっと女の子苦手になっちゃうよ。
せっかく転校したのに、またこんな思いをしたら千歳くんはもっと…。
「なら、私が千歳くんを女の子からお守りします!」
気づいたらそんなことを口走っていた。
あっ、と口に手を当てる。
し、しまった…。
私はなんつーことを!!!!
「は?」
キョトンと、目をパチクリさせる千歳くん
で、ですよねー…
何言ってるんだコイツってなりますよね…