【完】学校1のモテ男と同居はじめました
体育祭と気づいた瞬間
洸くんと気まずいまま2週間が過ぎた。
「うげー…暑い…」
ジリジリ照りつける日差し。
いつもより熱気に満ちたグラウンド。
『ついに体育祭始まりました!!くれぐれも怪我はしないように楽しみましょうっ!』
そう、今日は体育祭。
めちゃくちゃ盛り上がっている。
「ちょっ…新奈、超暗いんだけど!」
「緊張して心臓バクバクで…」
「緊張し過ぎだからっ!!もっとリラックスしなって!」
「う、うん…」
実は、私超がつくくらい運動音痴なんです…。
しかも競技は障害物競走。
みんな勝つ気満々なのに私のせいで負けたら…って考えたらすごく緊張してしまいまして。