【完】学校1のモテ男と同居はじめました
「…すみません。ちょっと電話してきます」
吉田くんにそう告げると玄関の外に出て、すぐさまお母さんに電話をかける。
『はーい、もしもーし』
「ちょっとお母さん!吉田くんと暮らすってどういうこと!?」
『まぁ落ち着きなさいよ』
誰が落ち着けるかっ!!!!
『お母さん今日から学生時代の友達と世界旅行だって知ってるでしょ?』
「うん」
確か…いつ帰ってくるか分からない。
『それでお互い子供が心配だからってことで、急遽一緒に暮らすことが決まったのよ』
………なにこの軽い感じ。
『洸くんいい子だから大丈夫よー』
「いや、大丈夫じゃないし」
『まぁ、なんとかなる!てことで、お土産たくさん買ってくるから楽しみにしててね♡』
「はぁっ!?えっ、ねぇ!」
ーープーップーッ
………最悪だ。