【完】学校1のモテ男と同居はじめました
「もしもし?」
『アロハ〜新奈♪元気してる〜?』
「元気だよ!」
『よかった☆
洸くんとはどう?仲良くやってけてる?』
「う、うん。」
『あら、よかった〜!
それでね、本題なんだけど!』
「うん、何?」
『なんと、2週間後に帰国することになりました〜♪』
「えっ!?」
『お父さんも出張終わるらしいから、また3人で仲良く暮らしましょ♪』
…あれ、何でだろ。
嬉しいはずなのに、心にぽっかり穴が空いたみたいに寂しい。
『お土産たくさん買ってくるから楽しみに待っててね♪』
「…分かった。バイバイ」
通話が終わって、リビングに戻る。
スマホをいじってた洸くんが、電源を消して私の方を見た。