【完】学校1のモテ男と同居はじめました






「……瀬戸口?」





「そうだけど」






つい無愛想になってしまう。






「…今ゴミ捨てに行ってるけど」






俺にそう言うと、教室に入って帰りの支度を始める。






「教えてくれてどーも。」




「別に。」







素っ気ない返事で終わる会話。


妙に気まずい空気が流れる。







「……つーか」






沈黙を破ったのは、千歳だった。






「お前らなんかあっただろ。」




「…は?」






手を止めて、俺に目を向ける千歳。




< 282 / 335 >

この作品をシェア

pagetop