【完】学校1のモテ男と同居はじめました
「でも…もし誰かにバレたら…」
「校舎から離れてるし大丈夫だって。ほら行こーよ。」
もしかして…っ。
嫌な予感がして、俺は行こうとする女子の腕をガシッと掴んだ。
「なっ…こ、洸くん!?」
俺を見て驚く女子たち。
「……新奈ちゃんに何した。」
自分でも驚くぐらい、低い声。
キッと女子たちを睨みつけると、一気に顔が青ざめてくのが分かった。
「そ、それは…」
目を泳がして早く言わない女子に、余計に苛立って。
「…早く言えよ!!」
「ご、ごめんなさい…っ…あたしっ…」
腕を掴まれた女子が、泣きながら全てを俺に話した。