【完】学校1のモテ男と同居はじめました
溢れる“好き”
* * *
家に着いて
洸くんに促されてソファーに座ると、左斜め前の1人用ソファーに座る洸くん。
座ったはいいけど、ただ、沈黙の時間が流れていく。
…は、早く謝らないと…。
「…そ、その…さっきはありがとうございました。それと…昨日はごめんなさい。」
「ううん。
…俺こそ、素っ気なくしたりひどいこと言ったりしてごめんね。」
「いえ、こちらこそ……。」
会話が終わって、
再び流れる沈黙の時間。
「…あ、あの…」
…ダメだ!!耐えられない!!
「夕飯作り「待って」
立ち上がった私の腕を、洸くんに掴まれた。
「…話があるからまだ行かないで」
「は、はい…」
話…?
ソファーに座ると、洸くんはゆっくりと口を開いた。