【完】学校1のモテ男と同居はじめました
洸くんは、涙を指で拭うと。
「俺も、寂しいし新奈ちゃんと離れたくないよ。
でも、これからも学校で会えるし、てか毎日迎えいくから。朝も放課後も。」
「……いいんですか?」
私の体ごと、洸くんに向けられる。
「俺の彼女なんだから当たり前じゃん。」
「教室に会いに行っても?」
「もちろん。」
「毎日会いに行っちゃうかもしれませんよ?」
「大歓迎。」
「ずっと教室に居座っちゃうかも。」
「それはダメ。
ちゃんと授業受けてください。」
「…あははっ、ですよね」
つい、おかしくて笑っちゃう。
「当然です」
そう言う洸くんも笑った。