【完】学校1のモテ男と同居はじめました
「うぅ…気持ち悪い…」
食べ過ぎた……。
杏と別れて
しばらく歩いてると
少し離れたお店から出てくる、男の子。
見慣れた背格好で
それが誰かなんてすぐに分かった。
………洸くん?
「…こっ、」
私が洸くんに駆け寄ろうとした時
「おまたせー」
お店から出てきた女の人
「遅いんだけど」
「ごめんごめん」
女の人と親しげに話しながらどこかに歩いていく洸くん。
その後ろ姿を見つめながら、立ち尽くす。
…どうやら私
見てはいけないものを見てしまったようです。