【完】学校1のモテ男と同居はじめました
「まさかー、全然つりあってないじゃん」
……わかってますけどーーー!?
もうやだ…早く帰りたい…。
ヤケになって、ミートドリアを無我夢中で食べる。
「新奈ちゃん」
「?」
名前を呼ばれて顔を上げると、洸くんが腕を伸ばして私の口元を指で拭った。
「ついてた」
ニヤッと笑いながら指で拭ったミートソースをペロッと舐める。
「っ!?!?」
「新奈ちゃんは食べるの下手だね。あーん」
私からスプーンを奪うと、ミートドリアをすくって、すっと私の前に差し出した。