【完】学校1のモテ男と同居はじめました




中には、千歳くんと如月さんが向かい合っていて。




如月さんは顔を赤くしながら俯いていた。





…うわぁ、如月さんかわいい。
まぁそっか。あの子ミスコン出てたもんね





「千歳くん…返事くれないかな?」





如月さんは上目遣いで千歳くんを見る。





え、なにあれっ!?
可愛すぎなんですけどーー!!



絶対私が男だったらOKす………





「無理。諦めて」





きっぱりと言い放つ千歳くん。





如月さんは泣き始めて床に崩れ落ちた。





千歳くんは如月さんを気にもとめず、ドアに向かって歩く。





わっ、バレるっ!!




私は急いで、近くの掃除ロッカーの中に隠れた。

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