【完】学校1のモテ男と同居はじめました
「……っ、行く必要ねぇから!」
「ダメですよっ!こんなに顔真っ赤なのに!」
「〜〜っ…だから!」
千歳くんは真っ赤な顔を手で覆いながら俯いた。
「…女に触れるとこうなんの!」
え?
私はゆっくりと肩から手を離して、
指でちょこんと千歳くんの手を触る。
かぁぁっとさらに赤くなる千歳くんの顔。
「ほんとだ」
「“ほんとだ”じゃねーよ!触んな!」
ギロッと私を睨みながら声を荒らげてそう言った。
お、おお…怖い。迫力ありすぎだよ。