【完】学校1のモテ男と同居はじめました





「……っ、行く必要ねぇから!」




「ダメですよっ!こんなに顔真っ赤なのに!」




「〜〜っ…だから!」





千歳くんは真っ赤な顔を手で覆いながら俯いた。




「…女に触れるとこうなんの!」





え?




私はゆっくりと肩から手を離して、

指でちょこんと千歳くんの手を触る。





かぁぁっとさらに赤くなる千歳くんの顔。






「ほんとだ」



「“ほんとだ”じゃねーよ!触んな!」





ギロッと私を睨みながら声を荒らげてそう言った。



お、おお…怖い。迫力ありすぎだよ。

< 99 / 335 >

この作品をシェア

pagetop