秘密の陰陽師 【肆】上




私が初めに向かったのは自分の教室




多田先生を待たせてるからね。




ちょっと時間過ぎちゃったけど先生まだいるかな?




そう思いながら教室に入ると先生はまだ居た。



窓際の席に座ってグラウンドを眺めているみたい




扉を開けると先生がこちらをみた




「遅くなってすみません」




私がそう言うと先生はニコッと笑った




「大丈夫だよ全然待ってないから。
早速話をしたいんだけどもう少しこっちに来てくれるかな?」




先生にそう言われて私は先生の方へ足を進めて先生のが座っている隣の席に座った



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