秘密の陰陽師 【肆】上





「それが…







…と言うわけです」





俺は今日学校で起こった出来事を全て伝えた




「なんだって…」




話し終わると蓮さんはとても驚いてる様子だった




無理もないだろう。
大事な妹が大変な目にあったんだ
俺たちも初めは信じられなかった




「今、俺の家で医者の診察を受けてます。
検査結果はまた報告させていただきます。」




「ああ…悪いな舜くん、頼むよ」




「それと葵の事をご家族の皆さんに伝えておいてもらえますか?たぶん葵は泊まりに行くとだけしか伝えていないと思うので。」




自分が記憶を無くしたことに気づいてない葵は今日俺の家に来たのはただのお泊まりだと思っている



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