秘密の陰陽師 【肆】上





セアロマの事について話終わったのはちょうど昼休みが始まるチャイムがなった時だったが、その日は柊がまた調べたいことがあると言ったので俺たちは一旦解散した。




俺も葵の家族に伝令を送らなくてはならないし陰陽師本部への調査書も書かなきゃならないから昼からの授業は受けずに帰ることにした。




璃玖と拓海は授業に出るらしい。




葵を近くに置いておきたかったのが本音だが「2日もお泊まりしたらおじいちゃんが怖いからね」と苦笑いして家に帰ることになった。





まあ家にいれば陰陽師の中でも1.2を争うほどの腕前を持っているおじいさまもいることだし安心だとは思うんだが…




葵を家まで送り届けた後、一ノ瀬家、当主である葵のおじいちゃん宛に送る伝令を作成した。




その2時間後ぐらいに伝令の返事が返ってきた





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