秘密の陰陽師 【肆】上




「葵そろそろ起きろ」




舜の声が聞こえて私は目を開けた




あれ…私寝ちゃってたんだ




「んー…っおはよう舜」




うーんと伸びをしながら起き上がった




「お前…また俺を誘ってんの?」




そう言ってグッと距離を縮めてきて私の胸のあたりに手を置いた舜




「っきゃああっ///」




私は慌てて布団をかぶった




忘れてた…私いま服着てないんだった




穴があったら入りたいよ



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