秘密の陰陽師 【肆】上
俺たちはとっさに印を組み構えた
「妖か?」
蓮さんがそういうが妖の気を全く感じない
「とりあえず見回るか」
璃玖がそう言って一歩足を進めた時
ガシャンという窓ガラスが割れる音と共に
何かが俺たちの前に大量に現れた
あまりの勢いに目をつぶった
「なんやこれ…」
拓海の驚いた声が聞こえて目を開けた
「ロボット…?」
そこには大体10体ぐらいのロボットがいた
「なんだよこれ」
さすがの璃玖も見たことがないらしくロボットを見て驚いている