秘密の陰陽師 【肆】上
「結!」
私は自分が濡れないように結界を張る
【セイギョフノウ セイギョフノウ】
ロボットはそう言った後一斉に崩れ落ちて
その場から消えていった
え…終わったの?
いっぱいいた割には弱くない?!
私は結界を解除して皆の元に戻る
「めっちゃ弱かったなあのロボット…」
クククと可笑しそうに笑う拓海
「お前は何もしてないだろ」
璃玖はヤレヤレといった表情で拓海を見た
すると今まで気を失っていた生徒達は一斉に目を覚まし、何事もなかったように話し出す