秘密の陰陽師 【肆】上
「何が起こってたんだ」
舜が険しい顔をする
「分からないが取り敢えず今日は陰陽師本部に呼ばれること間違いなしだな」
璃玖の言葉に私達は、はぁ、、と溜息をついた
「悪い遅くなった」
そう言って戻ってきたのは制服姿の柊だった
「何かわかったか?」
璃玖がそう聞くがイケメンがこんなにも揃ってるもんだから周りからの歓声がすごくてまともに話をできる状態じゃなかった
「仕方ない。学校が終わってから集まろう」
お兄ちゃんの言葉で皆が頷き、放課後の見回りの時間に私の教室に集まる事になった
私達は一旦バラバラになって交流会が終わるのを待った
ニヤッと笑いその姿を見ている人がいるのにも気づかずに