☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
――夢璃――
「一個の差だけど。俺には、大きくて。
夢璃と同い年に生まれたかったって、何回も思った。」
愁君が言う。
「授業中とか、休み時間だって夢璃といたいし。
夢璃になんかあったら、すぐ駆けつけて行きたいし。」
「…うん。」
「けど、いつも後から気づいて…。
後からじゃ遅いのに。」
愁君が下を向く。
そんな事ない。
「もっと、早く駆けつけて夢璃にこんな思いさせたくないのに。」
分かってるから…。
「智希先輩とかがそうやって、助けてくれてるけど…。
本当は、俺が助けたい…。
大丈夫だよって、俺が抱きしめてやりたいのに…。」
ごめん、そう言って抱きしめられた。
「分かってるよ。一個下とか、気にしてない。
愁君がいいんだもん。大丈夫だよ。」
私は言った。
「一個の差だけど。俺には、大きくて。
夢璃と同い年に生まれたかったって、何回も思った。」
愁君が言う。
「授業中とか、休み時間だって夢璃といたいし。
夢璃になんかあったら、すぐ駆けつけて行きたいし。」
「…うん。」
「けど、いつも後から気づいて…。
後からじゃ遅いのに。」
愁君が下を向く。
そんな事ない。
「もっと、早く駆けつけて夢璃にこんな思いさせたくないのに。」
分かってるから…。
「智希先輩とかがそうやって、助けてくれてるけど…。
本当は、俺が助けたい…。
大丈夫だよって、俺が抱きしめてやりたいのに…。」
ごめん、そう言って抱きしめられた。
「分かってるよ。一個下とか、気にしてない。
愁君がいいんだもん。大丈夫だよ。」
私は言った。