☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
変化
それからというもの…。
――只今、体育館裏…。
「調子のってんじゃねぇよ。」
前にいる先輩の1人が言った。
いや、いきなりなんですか…?
愁君が久美ちゃんに言ってくれたのは
いいものの…。
呼び出しがたえなくなった、私。
何故だ……。
今日は、三年生からの呼び出し。
何かと思えば…。
「愁二君と付き合ってるんでしょ!?
あんたとか釣り合わないし。
なんで、こんな子なのか分かんないっ!」
先輩が言った。
うわっ…。
平気でそういう事言うのが怖い。
「…そんなの分かんなっ…!」
言い返そうとした時。
「君達より何倍も可愛いしっ!」
きたーっ。
「夢ー璃先輩っ♪」
愁君が私に言う。
私は笑顔で返した。
「まさか、いじめてなんていないよね?
だって、夢璃こんなに可愛いし。」
愁君が言った。
可愛いのは、関係なくないかい…?