☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
答え

「…本当、分かんないんだよ。
あんなに夢璃が好きで。

悔しがってたのに…。」


2ヶ月で変わってしまって。

あんなに、離れろとか言ってたのに。
あんな奴やめろって言ってたはずなのに。


今は、愁二を認めしまってる自分がいて。

夢璃への気持ちは、
こんな軽いもんじゃなかったよな…?


悔しがって泣いた自分。
気持ちを抑えきれなかった、あの時。


遥香は、全部見てただろ…?

何で…、
見てたのにそんな事が言えるんだよ。


「…好きだから。」

「…はい?」


「智希が夢璃の事好きって、分かってて好きだったんだから。

覚悟だって、大体できてた。」

遥香が言う。


「嘘つくなよ。」

俺は言った。

「ついてなぃ…。」


じゃぁさ……?

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