☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~

「邪魔が来た。」

「…え?何か言ったかしら?」

遥香先輩が言う。


「別にー♪」

「なら、いいんだけどー。
夢璃、迎えに来たの。」

遥香先輩が言った。

「えぇー。ヤダ!」

俺が言う。


「夢璃が帰って来なきゃ、
うるさい奴らがいるのよね。」

智希先輩と松山先輩だな…。

「ヤダ。」

「夢璃、帰るわよ。」

遥香先輩が言った。


夢璃が俺を見る。

「行かないよね?」

俺はそう言って、夢璃を抱きしめた。

「んー…。」

困ってる夢璃。


「テスト近いんだから、
授業ぐらい参加したら?」

遥香先輩が言う。

「う゛ぅ…。」

痛いとこをつかれたらしい。


「俺が教えてあげるしっ!」

そう言ったら、笑顔になった夢璃。


すると、

「…学年違いますけど?」


遥香先輩が言う。

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