☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~

「意地悪ですねっ!」

俺は嫌みたらしく言った。

「夢璃が大事だからよ。」


「せっかく夢璃の彼氏になれたのに!
祝ってくれないんですか!?」

「だからー、
おめでとうって言ったでしょ?」

遥香先輩が言った。


「いや、違うっ!
彼氏としての権利がっ…!」

俺は、夢璃ともっといたいのっ!


「あたしだって、
親友としての権利があるわ。」

遥香先輩が言う。


「彼氏の方が大事ですっ!」

「親友に決まってるじゃないっ!」


「え…、ちょっと…。」

夢璃が困っている。

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