☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
結果
――愁二――

夢璃は、本当に可愛い。

やっと、帰る事になった。


「寒い~…。」

夢璃が言った。

「そんな寒い?」

俺が聞くと、夢璃は頷いた。


「手繋ぎたいっ!」

夢璃が手を差し出して言った。


本当…、

「…夢璃可愛いっ!!」

俺は言った。

「手ーっ!」

「ん。」

という事で、手を繋いだ。


「何年振りかなー?」


大袈裟だよ。


「…一週間振り。」

俺が言う。

「……へっ…?」

夢璃がキョトンとする。


「先週デートした時、繋いだ。」

「そうだっけ?」

夢璃が言う。

「うん。」


「なーんだ。」

夢璃が言った。


なに、その反応…。

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