☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
「そんな顔されたら、
逆に行けないんですけど…。」

「…行ってこればっ!」

私は言った。

「愁二んとこ行けば?」

「…愁君、部活。」

「高校行けば。」

「邪魔だもん。」


「じゃぁ、俺は行ってくる。」

「…意地悪ー…。」

けど、そんなの無視に玄関に行く祐璃。

「…えっ…!?ひどいっ!!」

私は言った。

――ガチャっ

出て行った祐璃。

ひとすぎませんか…?

本当にお姉ちゃんの事、好きなの?


「…もう、いいもん。」

そう言って、椅子に座り込んだ。


――三分経過。


「……寂しい。」

席を立ち。

洋服に着替えた私。




「…行こ。」

結局、愁君に会いに高校に行く事にした。


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