☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
「夢璃は、俺に会いに来たのっ!」

愁君が言う。

はい。そうです。

「おい、練習するぞー!」

智希が言った。

三年生が引退して。

智希がキャプテンらしい。


「夢璃、どうすればいいの?」

私が言った。

「夢璃は………。」

「そこに座ってて、いいよ!」

智希の言葉を遮って、愁君が言った。

「分かったー。」

そう言って、黙って言う通りに座る。


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