☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
けじめ
――祐璃――

姉ちゃんと仲直りして、向かった先は。


「祐璃~♪」

甘ったるい声で、俺の名前を呼ぶ。

猫被ってるって丸分かり。


「美佳。」

俺が言った。

「祐璃から、
誘ってくれるとか超嬉しい~♪」

美佳が言う。

「うん。話したい事あったし。」

「そうなんだぁ。家行こ~?」

美佳が嬉しそうに言った。

「あぁ。」

家行くの久しぶりだな…。


歩き出すと。

美佳が腕を掴んでくる。


「手~!」

美佳が不満そうに言う。

「はいはい。」

そう言って、美佳の手を握る。


美佳を見ると、嬉しそうに笑った。

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