☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
それから、2ヶ月。
付き合って、5ヶ月がたとうとしていた。
――夢璃――
――ガラッ
授業中。
突然ドアが開いた。
誰かと思って、みんな見る。
「だりー。………あ?なんだよ?」
みんなにガンつける。
「「戒斗っ!!」」
そう言って、
立ち上がったのは、私と遥香と智希。
「おぉ。」
戒斗が笑って言った。
何ヶ月振り………?
「なんで、来なかったのよっ!」
「俺のせいかと思ってたんだぜっ!?」
「なんで、お前のせいなんだよ。」
「………………。」
驚きすぎて、何も言えない私。
「お前も相変わらずだな。」
そう言って、デコピンしてきた。
「…おかえりっ……。」
私が言った。
「ただいまー。泣くほどかよ、馬鹿。」
戒斗が言う。
本当、突然すぎるでしょ…。