☆甘えん坊な彼氏☆~夢璃は俺の~
「小山 遥香」
先生が言う。
「…はい。」
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遥香は、いつも私の事を心配してくれた。
なんでも言える友達だった。
入学式、眠くなっていた私。
「やだ。まじ、キモいんだけど。
ってか、起きなさいよ。」
そんな声がして、横を見た。
「ごめんね。うるさかった…?」
それが、遥香だった。
「ってか、コイツ寝てんだけど。
キモくないっ!?」
智希を指差して、
そんな事を言っていた遥香。
まさか、そんな2人が
結ばれるなんて思いもしなかった。
遥香は、出会った時から
大人っぽくて綺麗で。
とても、羨ましかった。
今も、それは変わらないよ。